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料理&パン・お菓子作りが趣味です☆
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先日、NHKのドラマ『お米のなみだ』を観ました。
これは仙台開局80周年記念に製作された番組で、
はじめは東北限定で放送していたようなのですが、
テーマが地方にとどまらない内容でもあり、
全国放送が決定したのだということです。

昨今の米事情は、高温不稔とうい現象が徐々に起きつつあり
今後の米不足がたいへん懸念されているといいます。
高温不稔とは、7,8月の気温が35度を超えると
受粉がうまくできなくなり稲が実らなくなるという現象です。
高温だけでなくCO2の増加も一因になっているのだということです。
日本ではまだ露骨に高温不稔が起きているわけでは
ないそうですが、本来透き通っているはずの玄米が
白濁していたりと、すでに兆候が現れているのだそうです。

舞台は宮城県の鳴子。
エルニーニョによる猛暑が予測されたある年、
秋の大凶作を見越して青田買いを命じられた
商社の女性を主人公に物語が進んでいきます。
でもそう簡単に農家の人は売ってくれなくて・・・
彼女はお米が大嫌いで絶対に食べようとしない・・・
それはなぜなのか、最後まで謎に包まれています。
やがて彼女の悲しすぎる過去が明らかになって・・・

切なくて思わず涙が出そうになりました。
しかし、ストーリー自体は架空のものですが
お米をめぐる状況は現実に起きていることを盛り込んでいます。
そうした点はシビアな目線で物語を追っていくこともできました。
たくさんの人に見てもらいたいドラマだと思います。

減反政策に振り回されながら、
鳴子の農家の方々は懸命に田んぼを守ります。
そのひとつに、『鳴子の米プロジェクト』というものがあることを知りました。
地元の人たち(旅館など)がここで採れたお米を優先的に購入するのです。
それは少し割高な値段になっているのですが、
このことが鳴子の農家を守ることにもつながり、
地域ぐるみで地元の農業を守っていこうというものです。

最近、小麦が値上がりしてお米の価値が再評価されています。
お米を使ったパンやラーメンなども製粉技術の向上でどんどん
作られるようになってきました。
もっともっとお米を大切にして、
日本の主食を守っていきたい・・・と強く思いました。

ところで、私の両親は二人とも東北出身で
家の周りは田んぼや畑だらけです。
このドラマを観ていたら、田舎の風景がそのままで
おじいちゃんのあったかい東北弁(ズーズー弁とも云います)
がたくさんでてきて、なんとも懐かしい気持ちになりました。

何事もコツコツと積み上げていく忍耐強さを持った東北人は
まさに日本人の良い部分をたくさん持っている人たちだと思います。
美しい田園風景は、そうした人たちによって
守られているのだと感じました。
いろんな思いが詰まった『なみだの形』をしたお米。
これからもこのなみだのお米を一粒も無駄にせず、大切に頂こう・・・
という気持ちです。
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先週の金曜日(平成24年2月10日)、NHKの特報首都圏「シリーズ がんを生きる① 働く世代」を観た。

 ついこの間まで、ガンは3人にひとりは罹ると聞いていたのだが、いつのまにか2人にひとりという確率になっていた・・・。そういえば身のまわりにガンを患っている人が必ずいる。私の親族にもたくさんいるし、職場でも。
早期発見できれば生存率も高くなるが、定期的な検査は一生続けなければならない。そのために、仕事を途中で抜けたり休みを取らざるを得なくなる。会社側からすると、このような働き方は迷惑なことのようで、本人が入院中にも拘わらず退職勧奨をしてきたり、次の社員を募集したりするらしい。

 確かに会社というのは利益の追及が目的の組織だから、そうした面から見れば、思い通りに働いてもらえない社員は迷惑なのかもしれない。でも、会社にはもう一つの存在理由がある。それは社員の生活を守るということだ。都合よく働けない人間を切るということを社会全体が行ったとしたら、自分の会社の商品やサービスを買う人も減ってしまうということだ。目先の利益に気を取られていると、大局的な視点に立つことができないのだろうか。オリンパスや王子製紙のニュースを見てもわかるけれど、腐った企業のなんと多いことか。

  私事ではあるが、1年前から右胸にしこりがある。病院では良性と診断されていたが、先日の経過観察では形が変化しており、悪性の疑いありという所見が告げられた。先週会社を休み、このしこり(腫瘍)の摘出手術を受けた。これを詳しく検査してみないと、ガンかどうかはわからないということである。私の家系はガンで命を落とした者が多くいるので、自分もいつなってもおかしくないと思っているのだが、実際に、疑いありと聞いただけでもかなり狼狽えてしまった。しかも手術のあとの傷がずきずきと痛み、寝返りも打てないくらいに苦しい。こんなことで痛みを感じるくらいなのだから、抗がん剤の苦しみはどれほど凄まじいのだろうか。。。

ガンかもしれない、という宣告を受けただけで、目の前が真っ暗になる。自分はあとどれくらい生きられるのか・・・次々と不安が襲ってきた。このような不安が現実に目の前に突き付けられている人たちに、退職を迫るなどというのはあまりにも冷酷で薄情な行為である。会社を存続させることも大切だが、人間性を疑ってしまうのだ。

 私は長年、うつ病の家族がいたために看病を続けてきた。そのときも、職場の上司と会って病状を伝えたり今後の復職について相談したりということをしてきたのだが、やはり心配してくれる様子はあまりなく、『早く治せ』とか『復職したら今迄通り働いてくれないと困る』ということを散々言われたものである。結局、体制が整っていなかったこともあり退職を余儀なくされた。幸いなことに現在は落ち着いていて、以前の4割ほどではあるが仕事もできるようになっている(経済的にはとても苦しいのだけれど・・・)。うつ病についてはいろいろ思うこともあるので、また機会があれば書いていきたいと思う。

 話を元に戻すと・・・番組では、ガンを克服して通院しながら働いている人たちが冷たい仕打ちを受けつつも、少しずつではあるがサポート体制が生まれてきていることを紹介していた。夜10時まで放射線治療を受けられるようになった病院。仕事帰りにここを利用すれば、休まなくても良くなる。また、ガンになって仕方なく退職しようとしていた社員に対し、それを思いとどまらせる会社社長もいた。いずれも、自身や家族がガンの経験者で患者の状況をよく分かっている方々ばかりであった。

人間は、病気になってみないと病人の気持ちはなかなかわからないものだ。自分がピンピンと健康なのだから、それは無理のないことかもしれない。ただ、少なくとも想像すること、想像しようと試みることはできるはずである。わからないということを前提にしてもいい。だからこそ、『考えてみる』という意志が必要だ。番組でのコメントで見たのだが、ジャンケンをして負けたほうがガンになる。ガンは人を選ばない。という表現が心に残った。それくらい、誰もがなりうる病気なのである。他人事と思わず、ガンに限らないあらゆる病気の人たちが安心して生活できるような社会になってほしいと思う。


テレビで、昔のドラマを放送していたので見てみました。「若者たち」という1966年のドラマです。私もまだあの世にいた頃(^_^;)。「君のー行く道はー果てしなく遠いー」という、あの歌がテーマ曲です。
 
これは、両親を亡くした5人兄弟が力を合わせて生きていくという青春ドラマ。歳の離れた長男(田中邦衛)、次男(橋本功)、三男(山本圭)、長女(佐藤オリエ)、末っ子(松山省二)の5人です。山本圭さんは、若すぎて誰だかわかりませんでした。

田中邦衛さんも若いけどいまと変わらず。。。北の国からのお父さん?彼は、どんな役をやっても田中邦衛(←キムタクもそうですね)。工事現場の監督をしながら学生である兄弟たちを養っています。親代わりという自負があるから、つい熱くなってうるさがられることもあるのですが、とても家族思いの良きお兄さんです。

でも、単なる青春ドラマではなく、貧困・労働や差別、或いは基地問題・自衛隊などいろいろな社会問題がテーマになっています。現在のテレビ局は上層部が安倍政権から懐柔されているので、こうした番組は絶対につくれないと思います。その意味でもとても貴重なドラマです。
 
当時は、北朝鮮が地上の楽園と信じられていた時代で、今思うと「あり得ない!」のひとことです。ドラマの内容も「赤旗」あたりが好みそうな感じで、何だかすごく大昔の出来事のように思えるのです。だけど、現在の日本が明るいのかというとけっしてそうとは言えません。
いまも私たちの周りにある不条理が、50年前のドラマの中にあるのです。つまり、変わってないということでしょうか。
それに北朝鮮はおかしな国だ、と今になれば思うけれど、つい70年前の日本も同じ状態でしたから、よその国のことを何のかんの言える立場でもないでしょう。そして、再び戦争ができる国になろうとしているのですから、前よりもっと悪くなっているかもしれません・・・
ほんとうにそれだけはやめてほしい・・・(T_T)

「2014年版若者たち」もあるようですね。見てないんですが・・・配役を見ると皆さんイケメン?揃いであか抜けてる感じです。でも私的には、田中邦衛さんみたいな味のある役者が好きだなあ・・・存在感がちがいます。機会があれば、こちらも見てみたいです。

 

第2次世界大戦時、ポーランドで人間とともに兵士として戦争に行ったクマの物語。Eテレの「地球ドラマチック」で放送していたドキュメンタリーで知って、たいへん驚きました。これって本当の話なの?!と…宮崎駿のアニメとか童話にありそうな実話です。

 

1941年、ソビエトが連合国軍側についたことで、ポーランド人は収容所から解放されました。しかしドイツ占領下にある祖国には帰れず、軍隊を編成し中東へ向かいます。途中、母をなくしたシリアヒグマの赤ちゃんをイランの少年から引き取り、一緒に連れて行くことになるのです。戦時中ですから軍隊が犬や猫を拾うことも考えられないのですが、クマとは(!!)日本軍だったらまったくありえない話です。このクマはヴォイテクと名づけられました。

 

母を亡くして、故郷に帰れないヴォイテクと、同じく故郷に帰れないポーランド人である自分たちが重なり、見捨てることはできなかったとある兵士の回想録にありました。野生のクマなのに、みんなと一緒に相撲をとってじゃれあったり、ビールやたばこを食べたりしていたそうです。映像にあるヴォイテクは子犬のようにじゃれて、まるでぬいぐるみのように愛らしく、みんなから大切にされていることをよくわかっている様子でした。

 

 そして海を越えて、イタリアに渡ることになったとき問題が発生しました。船に動物は乗せられない規則になっていたのです。そこでヴォイテクに「伍長」という役職を与えて正式な兵士として認めることになり、無事に船に乗ることができました。伍長に任命した人もすごいけど、それを認めて乗船を許可した人もすごい!しつこいけど、日本ではありえない。戦時下に動物なんて、真っ先に殺されていたはずです。

イタリアの「モンテカッシーノの戦い」では、武器を運ぶのを手伝ったり、ちゃんと仕事もしていたとか!働いている兵士たちの姿を見て、同じことをしようとしていたのだそうです。ヴォイテクが砲弾を運んでいる絵が、この部隊のシンボルマークになっています。

 

↑車や制服につけられた紋章

初めて海を見たヴォイテクは、海岸に大喜びで走っていきました。そこには若いお嬢さんたちがたくさん。。。「どうなったかわかるでしょう?」と元兵士の思い出話に思わず笑ってしまいます。

 

やがて戦争は終わったけれど、ソビエトの支配下になったポーランドには帰れない。兵士たちの多くは異国の地で暮らすことになってしまいました。ヴォイテクも、イギリスのエディンバラ動物園に預けることになり、戦争に行ったクマとして人気を集めましたが、故郷のイランからは遠く離れ・・・ポーランドの歌を聞かせると踊ったりしていたそうなので、軍隊時代を懐かしんでいたのでしょう。動物園とは、ポーランドが自由の国になったらヴォイテクをお返しします、という約束をしたけれど、それは40年も後のことでした…

 

どちらも、祖国に帰るという願いは果たせませんでした。

戦争は人間から故郷を奪うもの…大切なものをすべて…

そんな悲しさをしみじみと感じました。

本当はイランに生まれたのだから、そこで母と水入らずで暮らすのがいちばん幸福だったのでしょう。だけど、兵士たちとヴォイテクは苦楽を共にして、お互いの存在がどんなに心の支えになったことでしょうか。これは神様が与えてくださった運命の出逢いだったのかもしれませんね。

現在でも、故郷をなくして帰れない人たちがたくさんいます。
人も動物も、愛着のある場所で平和に暮らせることを願っています。



黒澤映画の「天国と地獄」を初めて観ました。長い映画だったけど面白すぎてあっという間でした。キャストが豪華、例えば、一瞬しか出ない靴工場のおじさんが初代水戸黄門だったんです!(゜ロ゜)それから、当時の風俗・町並など50年前の横浜の様子がよくわかります。昔の映画って貴重な歴史資料ですね。

物語冒頭、誘拐事件が発生します。これから観る方に悪いので詳しくは書かないでおきますね!特急こだまが鉄橋を渡る束の間、身代金を投げる場面は圧巻でした。本当に走っている電車の中から撮っているのでNG出したら大変だなぁ、とか(笑)。場を盛り上げる音楽とかも何もなく、役者の力だけで見せてるのもすごいです。

映画の後半は、犯人・竹内に焦点が移っていきますが、ヘドロの浮かぶ川のそばの、3畳1間のアパートに住んでいます。この時代、まだまだ日本は貧しかったんだなぁ……そして驚いたのは、横浜の黄金町。たくさんのヒロポン中毒者が、虚ろな目をして道端に溢れているのです。当時の黄金町は、本当にこんな感じだったらしい。今でもこの界隈は怪しい感じだけど…。全然関係ない話ですが、私の母は(ひろこ)という名前なので、ヒロポンって呼んでいるんですけど、このあだ名はやめようかなぁ…(笑)

ところで1963年に起きた「よしのぶちゃん誘拐事件」は、犯人・小原保がこの映画をヒントに計画したのだそうです!この事件で要求された50万円の身代金は当時としても高くはなかったらしく、大金というとそれ以上想像できなかったのかもしれません。翌年が東京オリンピックで、国民はずいぶん盛り上がっていたイメージがあるのですが……実際は多くの人が日々の暮らしだけで精一杯だったのでしょう。

この事件のことは数年前の「刑事一代」というドラマを見て知りました。平塚八兵衛という伝説の刑事の物語だったのですが、犯人役の萩原聖人さんの演技が光ってました。主役の渡辺謙さんにも負けない存在感。最近見ないけどどうしてるんだろう?犯人が平塚八兵衛に宛てた「今度生まれ変わったら、善き人になって社会のために尽くしたいと思います。差し入れの茄子の漬け物美味しゅうございました」という、最期の手紙がとても印象的でした。

人は弱いから、貧乏だったり悲惨な境遇にあったりすると、負けてしまうこともあるけど、「弱くたっていいじゃん?一緒にがんばっていこうよ?」と言ってそばにいてくれる人がいたら、良心を失わずに済んだのかもしれないなぁ……。「天国と地獄」の最後もちょっとやるせない終わりかたでしたが、見所はたくさんありますのでぜひご覧になってみて下さい(^o^)。
土曜日の夕方に放送している「バースデー」という番組を見ています。毎回いろんなスポーツ選手にスポットを当てて、活躍を取材するという番組です。じつは私はスポーツってまったく興味がなくて、野球とかゴルフの話をされてもちっともわからず・・・オリンピックも、あんな大金かけて東京でやることないのに・・・っていまだに思っています。でも、「バースデー」に出てくる人たちは、順風満帆とは程遠くいろんな逆境や挫折を味わい、それを乗り越えていく姿を紹介しているんです。野球選手で戦力外通告をされた人が、マネージャーになって雑用をこなしながらまた復帰を目指していたり、落馬して大けがをした騎手が少しずつリハビリをしながら頑張っていたり。自分は、凡庸な暮しをおくっているのでこんな経験はないのですが、もう一度夢に向かって第一歩を踏み出す姿がとても心に残ります。

今日の内容は、昨年の高校野球石川大会決勝、9回裏8-0で圧勝だった小松大谷高校が星稜高校に逆転負けしたという信じられない試合を紹介していました。こんなドラマみたいな試合があったんだ・・・!途中、脚を痛めたピッチャーの代わりに2年生の木村が投げたところからどんどん相手のペースにのまれ、負けてしまったんです!泣き崩れる先輩たちを見て、木村は自分を責め、もう自分は野球が出来ない……とずいぶん落ち込んだのですが、皆は「ありがとう。」と言ってくれた…「来年は絶対に甲子園に行く」と決意させた一言であり、この日は新しく生まれ変わった彼と野球部のバースデーです。そして1年経ち、今年の試合は!?来週に続く……でした。(^_^;)気になる!

苦しみを共に味わって乗り越えた仲間って、一生の宝物になると思います。試合の結果も大事だけど、その仲間こそが財産だな……とつくづく思いました。

ところで、8月6日の広島カープの試合は、背番号全員86、帽子には平和のシンボル鳩のマークを着けて行うそうです。カープってお金がないとか言われてて地味な球団みたいな印象なんですが、地道にがんばってて私はけっこう好きです(^o^)。野球、全然見ないけど。
広島カープニュース
俳優、丹波哲郎さんを初めて知ったのは「Gメン75」でした。刑事たちが横に並んで滑走路を歩くというオープニング(←ありえない(^_^;))。子供心にもすごい存在感で、強く印象に残っています。

丹波一族は、平安時代から代々続く医者の家系と聞いてびっくりです。ご先祖様は日本初の医学書を著した丹波康頼、祖父の丹波敬三さんも有名な薬学者なのだそうです(この頃からの家系図もちゃんとある!)。皇室ともご縁があったみたいだから、すごい名門の出だったんだなぁ…( ゜o゜)。

驚いたのは、丹波さんには吃音があったために徴兵を免れたという話。部下に命令が出来ないからというのが理由だそうですが、よく通る声で演技をしていた姿からは想像できない!吃音を直したいのもあって、役者の道に入ったそうです。

どうして医者一族の中から俳優になるような人が生まれたのかな!?と不思議でした。親族からは、やんちゃなはみだしっ子とあだ名されていたくらいだから、生まれる家を間違えたのでは!?と思ったくらいです。でも見ているうちに納得でした。丹波さんは、自分と同じ俳優になった息子さんに言ったそうです。「現場に入ったら、どんな人に対しても分け隔てなく、すべての方に丁寧に挨拶をしなさい。」父から教わったことはたったこれだけです…ということでした。

そしてご先祖様は、どんな人でも差別することなく病気を治し、奉仕することが医者の仕事だと医学書に書いていたそうです。徳を積んだ家系に生まれたからか、丹波さんの優しさや飾らないおおらかな性格もちゃんと受け継がれているのだなぁ…と思いました。晩年は霊界の研究もしていましたが、霊界があるか無いかということよりも人のために尽くすことが大切なんだと言っていました。仕事の種類は違うけど、良い映画やドラマを作って周りの人を幸福にするという使命のようなものを持っていたのでしょうか(^o^)。昔観た映画「砂の器」の刑事役は素晴らしかったです。また観てみたくなりました。

下積み時代は、収入が不安定にも拘わらず「あなたがやりたいと思ったことをやりなさい」と言ってくれた彼の奥様も出来た方です(^o^)。お二人とも亡くなりましたが、天国でも仲の良いご夫婦でいるのかな?(^o^)

気づかないかもしれないけど、先祖代々、脈々と受け継がれてきたものが私達にはあるのもしれませんね。


台風と青空の境目!?不思議な空。
先週からBS-NHKでドラマ「大地の子」を放送しているので見ています。中国残留孤児の物語なのは知っていましたが、原作は読んだことがありませんでした。ドラマも初めてなのですが、初回から泣けて泣けて‼目が離せません。毎週土曜日に1話ずつ放送するので、この1週間を待つのが長い…

私が子供の頃、残留孤児の肉親探しがテレビで盛んに伝えられていました。その当時は事情がわかってなかったのですが…。やっとのことで帰国出来ても、言葉の問題や仕事などがうまくいかず、けっして幸福なことばかりではなかったと聞きます。「日本人なのに日本語も話せないのか」と非難されたり……そういえば戦後は被爆者差別とかもあったし、3.11の時も福島県民が酷いこと言われたりといったことがありました。被害者なのに。日本人どうしでさえこうなのだから、もし立場が逆だったらどれだけの人が敵国の子供を引き取って育てるなど出来たのだろうか…と思ってしまいます。

昭和を中心とした現代史を研究している保坂正康さんという方がいます。この方も、戦争経験者に一人一人会って、表には出なかった貴重な声を集めています。「記憶を父とし、記録を母として教訓という子を生み、育て次代に託していく」という信念のもと、聞き書きを行ってきたそうです。保坂さんは、「戦争経験者の話は聞く側にもその重さを背負う覚悟が必要」と言ってますが、この聞き書きは、読むのが辛すぎてなかなか進みませんでした…。

山崎豊子さんの生涯もまさに同じで、名も無き人たちから、泡のように消えてなくなる運命にあった声をしっかりと受け止め、次の世代へ託しています。先日放送のNHKスペシャル「戦争と人間を見つめて」で山崎豊子さんは「大地の子」執筆の際、「泣きながら取材をしたのはこれが初めて」と仰っていたので、たくさんの人と苦悩を共にしてこの作品を書いたのでしょう。こうした戦争を知っている世代の人たちの話を、もっとよく聞いておこう…とあらためて思いました。豊子さんの作品は「沈まぬ太陽」しか読んだことがないのですが、「大地の子」は読んでみようかなと思います。自分は読書量が少ないので恥ずかしいのですが……

ドラマは、一心が労改で働いているのをお父さんが突きとめて迎えに行くところまで進んでます。それにしても、文化大革命のこととかあまりにも知らなすぎて、密かに恥じ入りました。これを機に色々勉強しよう……(゜_゜;)。
先日、初めて見た番組「ボス潜入」。会社の社長や役員が新入社員になりすまし現場に入るドキュメント。ブライダル会社と、グリコの工場に潜入した番組を見ました。

昔のドッキリカメラのような面白さ、現場に慣れずうろたえる社長の面白さ、そして最後に正体を明かした時の驚き!と、かなり見所満載でした。社長の顔も知れ渡ってないくらいですから当然大企業。だけど現場は人が足りないとか、設備に不具合があったりして、我々と同じように色んなことがあるんだなぁ……。実際には、会社って一癖ある人とか窓際っぽい人とかもいると思うのですが、そういう人って表には出てこない。当たり前か……出てきたらすごくリアルなんですけど(^_^;)。テレビで公開されるので、キチンとした人を出さないと会社の恥になります。そのため覆面ボスの指導にあたる社員の方は、事前に厳選されているみたいです。ドキュメントといっても番組としてのストーリーに沿うものでないといけないのでしょうね。

そう思いながら見ていたのですが、研修担当の社員のかたは、皆さんすごい‼とても有能でプロ意識を持った人ばかり。プライドを持って自分の仕事に臨んでいるので絶対に手を抜かない。こんなすごい人達の存在を知っただけでも、見て良かったと思いました。たくさんの職人みたいな人達が日本を支えているのだなぁ……。私も色々と創意工夫して仕事をがんばっていこうとあらためて思いました。o(^o^)o

最後に、ボスが掬い上げた様々な問題や困りごとに解決策を提示して、めでたく番組は終わります。私の希望ですが、その後の顛末も伝えてくれると嬉しいです。ポッキーの重い生地を台車で50mも移動しなければならなかったグリコの工場は、仕事しやすくなったかな?と気になってますので…

それから、一億総活躍社会とかって簡単に言ってる人に、過酷な現場を体験してもらったらどうかな?と思いました。(^o^)/
先日テレビのドキュメントで初めて知った「風の電話」。大槌町のガーデンデザイナーをしている佐々木さんという方が、庭に電話ボックスを設置しました。風がビュービュー吹きつける小高い丘の上、ベルのついたアーチをくぐって小径を進むと、そこには素敵な電話ボックスがあります。中には線の繋がっていない黒電話が一台。地震で家族を失った人達が訪れて、受話器に耳をあて、亡くなった人と二人だけで話すのです。繋がっていないから、もちろん何も聞こえない。だけど、本当に電話の向こうにいるみたいに思えてきます。佐々木さんが最初にこの電話を設置したのは地震の前で、いとこを病気で亡くした悲しみを癒すために作ったのだそうです。そのあと地震があり、現在ではたくさんの人が訪れるのだとか……

話している内容はとても悲しくて、見ているのが辛いほどでした。「おとうさん、いまどこにいるの。子供たち大きくなったよ。絶対見つけてあげるからね」とか「津波で住まいを失って新しい家を建てたけど、みんながいないから意味がないよ……何のために生きてるかわからなくなるんだよ」と悲しい言葉ばかりです……

ある日突然に別れてしまい、さようならも言えなかったから、5年経っても時が止まったままなのだろうな…と思いました。たぶん、墓前や仏壇の前で話すのとは全然違うのでしょう。電話ボックスの中に入ると、この世と遮断された感じになるからでしょうか。

耳を済ませて一生懸命に声を聞こうとします。思えば、携帯がまだなかった頃は家の電話で友達と長電話をしていたものです。色々悩み事を聞いたり、就職どうする?などと話したり。そのときも、こんなふうに集中してじっと耳を傾けていたように思います。そんな時は、この友達がすぐ近くにいるように感じられました。気軽な携帯とは少し違う感じ?だからなんとなくわかるような気がします。

携帯があるといつでも話せるからか、真剣にじっくり語り合うことも少なくなってしまったような?だけど、自分の気持ちを飾らずに伝えたり、考えが違う人の話もちゃんと聞かないといけないな……とあらためて思いました。(⬅こういうこと、すぐ忘れちゃうんですが……(゜゜;)。)

悲しみは消えないと思うけど、この電話で本当の気持ちを話して、少しだけ表情が穏やかになった方もいました。こんな電話を思いついた佐々木さんってすごいなぁ……とつくづく感じました。
書店で見つけた「会社という病」という本がおもしろそうだったので買ってみました。会社にはびこるさまざまな病について色々と書いてある……。自分が勤めている会社と似ているところもあったりして。著者は江上剛さん。ずっと銀行に勤めていた方なので、病の事例は銀行内部のものを多く挙げています。一流企業なのにこんなにヒドイのか!と驚くことばかり。例えば、東大を出ていれば能力がなくても優遇されるとか(人事という病)。成績の振るわない社員をみんなの前で、そろばんの上に正座させたある支店長の話とか(ハラスメントという病)!その他信じられない症状が次々と。会社ってどこも病を抱えているんだな…と絶望的な気分になる…(*_*)。

だけど、江上さんという人は学生時の就活の時から面接官とケンカして退場したり、銀行に入ってからも上司に意見したりと、とても熱い人という印象です。会社の話より、江上さんの血の気の多いキャラクターのファンになってしまいました(^o^)。そして行動力があり仕事も出来る人だったので、上層部から煙たがられて左遷されたことも!でも「人間至るところ青山あり」という言葉を心に刻み、「左遷」された先でもずいぶんと活躍されたようです。この故事は聞いたことがなかったので調べてみたら、「 世の中は広く、骨を埋める場所くらいどこにでもあるのだから、志を持って広い世界で活躍しなさいということ。」とありました。うむー…勉強になりました。

江上さんはみずほ銀行を辞めて作家になっているので、さっそく小説を買ってきました。「非情銀行」。タイトルからしておもしろそう。しかし、帰宅後アマゾンで調べたら評価はいまひとつで、しかも1円で叩き売りされていた……(*_*)アマゾンで売ってる1円の本って儲かるのかな?前から疑問なのですが……とにかく、読んでみることにしよう……。所謂企業小説って、七人の敵がいるサラリーマンとかいかにも男の世界という感じなので、私には経験したことのないものが描かれていますが、自分ならどうするか?と想像しながら読んで見ようと思います。感想は後ほど(^o^)/
ではまた(^o^)
日本映画チャンネルでやっていた「網走番外地」を観てみました。公開は1965年だから、ずいぶん古い( ゜o゜)。物語では、高倉健さんが演じる主人公は27歳という設定でしたが、実際の年齢もそれくらいだったのかもしれません。まだ、「寡黙な健さん」というイメージが定着する前だったのか、「暴れる健さん」「お茶目な健さん」を見られる貴重な作品になっています(^o^)。刑務所内で皆と一緒に踊って看守を困らせたり、顔の皮を手で引っ張っておどけて見せたり。風景はやっぱり雪の中でしたが……。刑務所内の仲間を演じていたのは、存在感のある俳優ばかり。名前も全然わからないけど……。そのうちの一人と、鎖で繋がれたまま脱走する羽目になるのですが、二人の会話がコントみたいに面白い(^o^)。「あっ‼熊の足跡‼」よく見たら「ウサギだよっ!」とか……。ここに書くとつまらないけど本当に笑えるんです。あと、同じくらい若くてイケメン?な丹波哲郎さんがいたのにはびっくりでした。

ニヒルな健さんも良かったけど、この人って、はじけてる方が好きだなぁ……。もっとこういう役も演じて欲しかったです。

昔の映画って観てないのがたくさんある……もったいない。今度TSUTAYAに行ってこよう!ではまた(^o^)/
ディジュリドゥ奏者のGOMAさんてご存じですか?
ディジュリドゥとはオーストラリアの先住民の楽器だそうです。先日、NHKのハートネットテレビに出演されていて、この方を知りました。初めて聞く珍しい楽器もすごいのですが、じつはGOMAさんは交通事故に遭って、過去10年の記憶を失うなど脳に損傷を負ってしまったのです。現在もライブに出演すると、終わったあとにぼーっと意識がなくなったり、いろんな後遺症を抱えているそうです。

驚いたのは、事故のあと突然絵を描くようになつたこと。とても不思議な絵で、キャンバスにひとつずつ点を描いていくのです。出来上がった作品は、渦巻きのようなものだったり、波のようにうねっていたり。美しい富士さんも描いています。
事故の前はまったく興味もなかったのに、いまでは描かずにはいられないのだとか。茂木健一郎さんによると、誰でもこのような才能を秘めているそうです。普段はそれを押さえて生活してるから、なかなか表には出ないけれど……

ダメージを受けた部分をカバーするために、脳が自然にバランスを取ろうとした結果、素晴らしい才能が開花するって……本当に不思議だなぁと思いました。事故に遭ったこと自体は大変だったけど、それによって色んな出会いがあったり、新しい自分を見つけることもできた、というGOMAさんの言葉がとても印象的でした。「ここから出発するしかないもんね。できないことよりできることを見つけていくことが大事」って、本当にそうだなぁ……そう思えるようになるまでは、色んな苦しみを乗り越えてきたのだと思いますが……

私は以前体調を悪くしてMRAを撮ったときに、先生から「あなたの脳はツルツルです。」みたいなことを言われたので、ほとんど使ってないのかもしれません……(T_T)。でも、自分もできることをこつこつやっていこう……と思いました。

詳しくはコチラ
GOMAさんと茂木健一郎さんの対談も読めます(^o^)
BSで放送している実写版「サザエさん」が面白い!シリーズ化されているので、月に1作品ずつ見られるのが楽しみなんです。主役は江利チエミさん。すごくはまり役、お転婆少女がそのまま大人になったみたいな可愛い女性です。元々歌手なので、劇中突然ミュージカルみたいになって躍り、歌い出すチエミさん。やっぱり歌上手だなぁ…彼女、一時は高倉健さんの奥様だったらしい(!)知らなかったけど……映画の中では天真爛漫で朗らかなのですが、いろいろご苦労もされてお若くして亡くなりました(45歳(T_T))。当時、訃報を知った私の母がショックで泣いていたのを覚えています。

映画には世田谷区らしき場所も出てくるのですが、周りは畑ばかり。まだ貧しかったのかもしれませんが、のどかな時代だったのでしょうね……今の時代のほうが不安がいっぱいな気がします(;∀;)。いろんな意味で……

ところで、サザエさん一家にはいろいろと秘密があるらしい。詳しくはコチラ。私も、本っっ当にビックリしました(*゜Q゜*)。文庫で全巻揃えたサザエさんをもう一度読み直してみよう……(^o^)
NHKのBSプレミアムで新しい「獄門島」をやっていました。金田一耕助役は長谷川博己さん。この人って世間的には美男子の部類に入るのかな?他のキャストもそうだけど、雰囲気が都会っぽくて垢抜けてます。どう見ても、外の世界と隔離された孤島に住んでいる人には見えない…(°▽°)

それと!金田一が最後、和尚さんに激しい口調で迫る場面があるのですが、このように責めたりするのって何か違うのでは……。何故なら、横溝作品はみんなそうですが、これ以上ないくらいの悲しすぎる悲劇だから。同じ殺人でも、誰かを守ろうとするが故の犯行だったり、我々にも共感できる感情があるのです。だからそんなに責めないで!と思ってしまった。

数日後、オリジナルの「獄門島」を観ました。何度も観てるけど…。まずこちらは映画だから当たり前なのですが、映像がきれい。テレビのはビデオで撮ってるから映像にのっぺり感があって、暗い雰囲気が上手く出てない感じがします。でも、テレビでも「鬼平」などは映画用のフィルムを使用しているから、奥行を感じられる。ストーリーに負けない影像美になっています。素人の私でも露骨に分かるくらいですから、お金をかけるところにはかけてほしい!

それからやはり俳優陣、大原麗子さんはすごく美人なのに蔭のある感じがあって、田舎の風景にしっくりくるなぁ…。亡くなってしまって本当に残念です(T_T)。昔「少し愛して。ながーく愛して。」という台詞でお酒のコマーシャルに出ていたけど、現代のハイボールの女優さんより色気があるかも…(〃▽〃)。

ところで先日のBSプレミアム「深読み読書会」は横溝正史特集でした。小説家が数人集まって「犬神家の一族」を読みながらワイワイ話すのですが、これが結構面白い。それによると、横溝作品には戦争への復讐が込められているという。作品には出征とか、負傷して復員したりという設定がありますが、戦後の時代って傷痍軍人は見て見ぬふりをされてたそうなんです。
私も子供の頃、うっすらと見た記憶があるのですが……上野公園で手足を失った人が道端にござをひいて、通行人からお金をもらったりしていました。肘や膝から下は、義手・義足とは言えない金属の棒みたいな物をつけていて「あの人なに?」と訊くと母親から「じろじろ見ちゃだめ!」とか言われて……

こういう人たちって国から保障とか出てなかったのでしょうか。だとしたら本当にひどい話です。たぶんあの人たちは、在日韓国人の元軍人の方だったのかもしれません。彼らは日本軍として戦争に行ったけど、戦後の恩給などはなく、また祖国に帰ることもできず、あのように生きるしかなかったのかも……。散々利用しておいてひどすぎです。大島渚さんが作った「忘れられた皇軍」というドキュメントがあるそうですがいつか見てみたい。(←再放送なかなかやらない(*_*))。横溝正史は戦争が大嫌いだったそうです。だから、こんなふうに社会の底辺にやられている人にスポットを当てたかったのかもしれません。深読みしたことがなかったから、そんな話を聞いて名作の源泉に触れたように思いました。
前から観たいと思っていた映画、「ひまわり」を初めて観ることができました。なんて悲しい……!ひとことで言うと……ソフィアローレン演じるジョアンナは、遠い国に出征して生き別れになった夫を何年も探していたのですが、やっと見つけたと思ったら現地の女性に助けられ家庭を持っていたというストーリー。夫のアントニオは、イタリア人でありながら、ロシアの生活に溶け込んでいました。凍死寸前で記憶をなくしていたので仕方がなかったのですが…。再会した二人に思い出がよみがえりますが、もうどうすることもできず。「ロシアに行ったら毛皮のお土産を買ってくるよ!」という、かつて夫婦だったときのたわいもない約束を、お別れの日にようやく果たします。
草原に咲く、むせかえるほどたくさんのひまわりが画面に映ります。明るすぎる風景のはずなのに、ジョアンナの悲しみが伝わってくる……音楽がまた、すごく悲しいメロディなんですよ…泣ける…(T_T)戦争で引き裂かれた人たち、人生を狂わされたたくさんの人を思うと、切なくなります。

ただ、純粋に恋愛映画として観ると、アントニオにとってはロシアでの生活は幸福だったと思います。奥さん、可愛くて優しいし。ジョアンナは一途だけど喜怒哀楽が激しくて、ちょっと自己中?な印象があるんです。そもそも極寒のロシア戦線に送られたきっかけ(仮病で兵役逃れを狙ったこと)もジョアンナの入れ知恵ではないのだろうか…前後の行動からして…
…という感じで「んん?」と疑問に思うところもあったのですが、皆さんも機会があったらご覧になってみてください(^o^)/
みなさま、月に1度、BSプレミアムで放送している「フランケンシュタインの誘惑」という番組をご存じでしょうか。様々な科学の、あまり知られていないダークな部分にスポットを当てた、ちょっと怖い番組です(゚-゚)ブルブル

今回のテーマは、「人間には優劣がある」と信じて「優秀な人間」だけの社会をつくろうとした科学者のお話です(ドイツの遺伝学者、フェアシュアー)。障害のある人達に不妊手術を行い、この世からあらゆる障害をなくすことを目指していたという……ナチスドイツとも結託してたくさんの人を苦しめたのに、戦後も罰せらずに科学者として一生を終えたのだとか……

番組内でゲストの方が言っていた「地獄への道は善意で塗り固められている」という言葉がとても印象的でした。良かれと信じて行うことがすべて正しい訳ではないということなのでしょうね…。昨年、相模原の施設で起きた事件もこれに似ています。「障害のある人がいなくなれば社会はもっと良くなるのだ」と考えて…。でも本当にそれは良い社会なのか…、健康で働けるうちは「優秀な人間」であってもいずれ歳を取り、いつか病気になることもあるでしょう。そうしたら今度は自分が淘汰される側になります。このツケがブーメランのように戻ってきても良いのですか⁉と訊いてみたい…

ゲストの遺伝学者の方の話によると、最先端の科学では一人の人間の遺伝情報をすべて見ることができるのですが、その結果分かったことは、どんな人も遺伝子レベルでは何十個もの欠陥が認められたということです。完璧な人間なんてやっぱりいないのですね…。だから多様性を認め合うことがもっとも大切ではないでしょうか、とこの先生は仰ってました。それに、遺伝的に弱いと思われていた部分も違う環境では逆に強みになることもあるので、「客観的に優れた遺伝子」なんていうものは幻想なんだ…とつくづく思いました。倫理とか善悪という観点からだけでなく、最新の科学からこのようなことがわかったので、とても説得力があると思います。誰でも不完全なのだから、違いがあっても尊重しあうようにと神さまが教えてくれているのかな…?

番組は吉川晃司さんが進行役ですが(財前部長(°▽°)!)渋くてハマり役。良かったら皆さんもご覧になってみてください(^o^)。企画された方のコラムも読めますコチラ
萬屋錦之介バージョンの「子連れ狼」を見ています。これは、柳生一族に妻と部下を殺された拝一刀の復讐の旅を描いたもの。3歳児の大五郎を連れて、柳生烈堂と対決するため、江戸に向かいます。
父は大五郎を乳母車に乗せて歩くのですが、この乳母車が、敵に襲われたときにマシンガンになったりします。そして武器が収納されていたり(笑)。絶体絶命のピンチでも負けない。このように設定は荒唐無稽でありえないものばかりですが、原作が漫画だから、何でもありなのかな……?

しかし大五郎が可愛いなぁ…一応3歳ということですが、物語終盤は5歳になっています(3部作のうち第2シリーズまでは西川和孝さん、後任は佐藤たくみさん)。この子役たちは今どうしているんだろう……?特に初代大五郎は美男子ではないんだけど、本当に天使のよう(〃▽〃)。でも、どうして子供のうちは可愛いのに大人になると可愛くなくなってしまうのか……(-_-)?何か事件を起こしたりしていたような。残念…

ドラマを見ていて思ったのは、子供を道連れにして復讐の旅に出るなんて親のエゴだよねってこと。劇中、和尚さんとか回りの人から何度か諭されるのですが一刀は「これはこの子が選んだ道だ」とか言うんですよ。3歳児にそんな判断力あるのかな?(^_^;)。でも、大人でも基本的人権という概念のなかった時代ですから、子供にあるわけがないですよね…?むしろ親の所有物くらいに思われていたのかも…(-_-)?

ドラマは、1973年製作という古いものなので、出ている俳優も若くてそれも見所!20代の石橋蓮司さんが放火魔の役で出たときは驚いた!悪役も濃いキャラクターばかりで物語がおもしろくなってます。特に強烈なのが出っ歯をつけた「阿部怪異」( ̄▽ ̄)!私はこのドラマで「冥府魔道」という言葉を初めて知りました(°▽°)
昨日のNHKドキュメントは、草花を描く絵本作家、甲斐信枝さんの紹介をしていました。40年も描き続けていたそうなのですが、まったく知らなかったなぁ……絵本はファンタジー系ではなくて「科学絵本」というジャンルなので、正確に描くことを心掛けているそうです。そのため対象をよく観察するのですが、草むらに寝っ転がったり、声をかけてみたり。なんて可愛らしいんでしょう(^o^)。キャベツ畑の水滴に朝日が当たると、ほんの一瞬、虹色にキラキラと輝きます。「あなたたちにも見てほしい!私ひとりじゃもったいないもの」とみんなで畑に集まり、日の出を待ちます。「光るかなぁ…、きっと光るよ✨」とワクワクしている甲斐さん。本当に小さい子供みたいな好奇心。86歳というから、その若さにまた驚いた!このくらいの年齢になると介護施設で暮らす人も多いと思うのですが、彼女は一日中畑を歩き回って、草花と会話しています。そして気がつくとそこで6時間もスケッチしていたって……この集中力もすごい!
そんな甲斐さんですが、過去に火事で自宅が全焼し、描きためた70冊ものスケッチブックを消失してしまったのだとか…。今でも燃え残りのススだらけの絵を大切にしています。この時、植物の力強さに励まされたと仰ってましたが、一生懸命取り組んできたことは、けっして裏切ることなく自分の糧になるんだな…とあらためて思いました。スケッチブックはなくしたけど、宝物をもらいましたって。いろんな経験をしてきたから、したたかに生きる草花がより一層いとおしく感じられるのでしょうね。そういえば、天皇陛下も「雑草」という草はありません、というようなことを言っていましたが、同じように思っているのかもしれません……

春になってだんだん草も伸びてくると「あ~草刈りしなくちゃ…」と思っていたけど、私も目を凝らしてこの草花たちを見てみようと思います。
皆さん、こんにちは(^o^)/すっかり桜も咲いて、春ですね✨

先日私は「愛と死をみつめて」という古い映画を見ました。たまたまテレビでやっていたので途中からだったのですが……今どきの韓流ドラマにもないような純愛映画!昭和38年、軟骨肉腫という病のために21歳で亡くなった「ミコ」と遠距離にいる恋人「マコ」の物語です(実話)。主演は同じく二十歳前後と思われる吉永小百合さんなのですが、本当に可愛いですね✨ミコは、自分も具合が悪いのに明るく振る舞って、病院仲間のおじさんの洗濯までしてあげる、天使のような女性。ちなみにこのおじさんは宇野重吉さんでした。息子の寺尾聰さんにそっくりで驚いた(*_*)!そして相部屋にはミヤコ蝶々さんがいてびっくりしたぁ…。

印象に残っている場面です。電話でデートのふたり、マコが受話器を置いて「禁じられた遊び」をギターで引くところ。ふたりとも喋らない。ミコはじっとだまって耳を傾けます。静かに涙を流しながら…この曲、悲しいメロディで心が震える……

それから、お父さんがお見舞いに来る場面。実家からお土産をたくさん持って来て、ミコを大阪の町にドライブに誘う。この日のミコの日記「私の命が長くないことを知っているからドライブに誘ったのだ、私も気づかないふりをして喜ぶ。今日はいちばん嬉しく、いちばん悲しい日」。
もう見ている間中、私の目は決壊したダムみたいでした(T_T)いまこうしていても、泣けてきます(TοT)

ミコはあまりにも早く天国に行ってしまったけど、愛する人に出逢えたことがどれだけ心の支えになったでしょうか。その分悲しみも深いのだけど……

若い小百合さんの演技がまた良いのです。彼女とミコの魂がぴったりと重なっているような……やがて死んでゆく者の孤独感が痛いくらいに伝わってきます。上手くやろうという作為もまったくないから、その真剣さが胸にまっすぐ突き刺さりました。
人間、経験を積めば積むほど出来ることがどんどん増えていくと思われるけど、女優になりたて(?)の若かったこの瞬間だからできた映画なのかなって思いました。何事も最高の結果を出すのにいちばん良い時期、タイミングというものがあるのだなぁとつくづく思いました。

ミコ亡きあと、マコは他の女性と結婚して世間から非難ゴーゴーだったらしい。うむー……純愛映画を見た後に知るとちょっとショックだけど、でもマコにも長い人生があるんだから仕方ないよね…って思う。きっとミコも彼氏の幸せを願っていたと思うし……ミコ、生まれ変わったら今度こそ幸せになってほしい!と願わずにはいられません。

皆さんもよかったらご覧になってみて下さいね。お手元にハンカチを忘れずに。携帯がなかった時代のこともわかるし、若い人にも感想を聞いてみたいな。
では、また(°▽°)/✨
BS12で放送している「銀幕の大女優」シリーズ(°▽°)。「キューポラのある町」を見ました。この間見た悲しすぎる映画に比べると、小百合さん演じる女子中学生ジュンは、気が強くて活発な女の子だから、見ていてすがすがしい。泣きながら見る映画は悲しいから、こちらの方が安心して見れる…(°▽°)
「ミコ」役の時より少し幼い感じだけど、表情にりりしさがあります。これから世の中が劇的に変わっていこうとする時代、飲んだくれのお父さんがいて家は貧乏だけど、「私は絶対高校に行くから!」と負けず嫌いなところも。この時代、高校進学はエリートだったのでしょう。

そして驚いたのが、回りに朝鮮の人達がたくさんいたこと。ジュンの友達や、ジュンの弟の友達にも普通に朝鮮の子がいるんです。その子たちが、当時国も推し進めていた北朝鮮帰還事業にのって、朝鮮に帰って行く場面がありました。「あそこは新国家建設中だから、きっと幸せになれるよ!良かったね!」って。駅前でお別れする人の名前を書いたのぼりを掲げて、皆で歌を歌います。実際もこんな風に送り出してあげたのでしょう。でも、北朝鮮に渡って行った人達は、あの後どれほど苦労したんだろう?自由に行き来出来ると思っていた出発前の見送りが、今生の別れになるなんて……希望に燃えて祖国に帰って行く人達を見るのは切なかったです。劇中にもジュンの「一人が5歩進むより、10人が1歩ずつ進む方がいいのよ!」なんてセリフが出てきます。それから女子工員が昼休みのコーラス部で合唱する歌も、「一人で悩まないでみんなで乗り切ろう」という内容だったので、現代とはずいぶん違う社会だったんだな……って感じです。カルチャーショック
(○_○)!!

親の気も知らず、時には生意気なことを言って反発するジュンだけど、でも、いろんな経験をして夢見るだけの少女時代とはきっぱり訣別、最後のシーンでは未来を見据えた大人の顔になっています。貧乏だから高校は定時制だけど「働きながらいろんな勉強をするんだ!」っていう情熱あふれるジュンを心から応援したくなる。彼女を通して「これから良い時代になる!」という確信をみんなが持っていたことがよくわかります。
だけど、それからわずか50年後の日本が、少子化とか認知症1000万人、残業100時間!その他色々で大変な社会になってるって知ったらどんなにびっくりするだろう……こんな社会で、若者がかつてのジュンのようにキラキラした目を持つのは難しいかもしれません…映画を見たいちばんの感想は、この輝きを失わせてはいけないよねということでした。

歴史の証言としても貴重な映画ではないかと思いました。
昨夜の金スマは、小林カツ代さん特集でした。彼女の本は私も何冊か持っています。定番の煮物もあるけど、どこにも載っていないオリジナルのメニューもあってとても美味しい。テレビでも言っていたけどとにかく簡単(°▽°)♪。

昔放送していた「料理の鉄人」では、中華料理のシェフ、陳健一さんと闘って見事勝利したのだとか!これは見てなかったなぁ……残念。当時を回想したコメントも紹介していましたが、陳さんは、自分が負けたのに彼女の料理を心から讃え「あれから私もすごく勉強になった」っていうことを仰っていました。負けた悔しさよりも仕事に対して真剣なんだな…と感心、お互い切磋琢磨していけるライバルってこういう感じなのでしょうね。

でも、カツ代さんの料理は「手抜き」と批判されることも多かったらしい。買ってきた焼き鳥をご飯に乗っけて「焼き鳥丼」とか…(°▽°)。だけど、お勤めもしていて子供がお腹を空かせて待っていたら、絶対こうなるよね!と思う。今でこそ「時短」レシピが普通になっているけど、最初に提案したのはカツ代さんだったのだそうです。でも単なる省略メニューではなくて、料理の基本が出来ているからこそこのようなメニューも思いつくのでしょう。

そんな彼女が、これだけは手を掛けて作って欲しいと思っていたのが「味噌汁」!ちゃんと出しを取って作る味噌汁です。私も大好きだけど、そんなに丁寧に作ってないな…(汗)。でも、献立のなかで温かいものがあるとほっとするし、カツ代さんにとっては一家団らんの象徴だったのかな、と思いました。反抗期だった息子さんも味噌汁の匂いがすると部屋から出てくるって言ってました(^o^)。母の愛情がちゃんと伝わっていたのでしょうね。

番組によると、カツ代さんはくも膜下出血で倒れてから、9年間の闘病生活の後に亡くなりました。倒れる直前は毎日の睡眠時間が3時間ほどだったそう……。本当に仕事が好きだったんだな……でも、たくさんの人に健康と幸福をもたらしてくれた人だから、彼女がいちばん幸せにならないといけないのに。なんだか不条理……神様のいじわる!と言いたくもなる。だけどカツ代さんは言っていました。「私が死んでもレシピはずっと残る。それを作ってくれる人がいれば私は幸せ」。いまカツ代さんのレシピ本がすごく売れているらしいのですが、彼女の料理でみんなの食卓が豊かになれば、きっと天国でも喜んでくれるでしょうね。みんなが楽しく料理をして美味しいごはんを食べられたら、それがカツ代さんへのご供養にもなるのかな……と思いました。私が持っている「小林カツ代塾」全3巻にはこれからもお世話になります(^o^)♪これはもう絶版になってるので大切に使います(^o^)
いまテレビで「座頭市物語全100話一挙放送!」をやっています。「座頭市」って、あの勝新太郎さんの時代劇だっけ?何だかおもしろくなさそう……って思ってました。だけどたまたま見てみたらすごくハマった!つまらないなんて偏見を持っていてゴメンナサイ(-_-)反省。

※途中、録画に失敗して10話ほど見逃した……DVD-BOX買っちゃおうかと本気で悩んだ……(°▽°)!買わないけど。買えないけど…

市さんは目が見えないのに、剣の達人。お酒を飲むおちょこを真っ二つにして悪役の頭の上に乗っけたり。渡し船に乗るとき「身体障害者割引はないんですかい?へっへっへっ」なんてセリフもあり。シリアスな場面なのに、笑える演出もしっかりあるんです。石川五右衛門の斬鉄剣って、座頭市をモデルにしてるのかな?一拍遅れてちょんまげがパラリと落ちたりする所が、とにかく似ている!

この物語で特徴的なのは、主人公が定職も住まいもない、社会の底辺にいる人ということです。しかも目が不自由なのでさらに生きにくいでしょう。ヒーローとしてはありえない設定。水戸黄門などは典型ですが、お上が悪を懲らしめるのとはずいぶん違って、いちばん弱い立場から描いているところが、新鮮に感じました。

ところで、このドラマは勝新太郎さん自身が監督を務めているものも多くあります。特に吉永小百合さんとか由美かおるさんが出てるときは、必ずと言っていいほど「監督:勝新太郎」。好みの女優さんだったのかなぁ~?なんて勝手に想像。美人さんの時はカメラアングルもアップが多いし……中村玉緒さんとの夫婦共演もあるので、こちらも見ていて楽しかったです。

市さんは旅をしながらいろんな人に出会い、悪者を倒していきます。解決するとまた去って行くのですが、彼、女性にモテるモテる!ゲストスターの由美かおるさん、浅丘ルリ子さんに「私も連れてって‼」と言わせてしまう。ガニマタで歩くおじさん?だしいわゆるイケメンでもないんだけど、なぜだか、カッコいい。普段はヘコヘコしていたりするのだけど……
特に刀を持つシーンは圧巻です。演技をつける人もいるのでしょうけど、新太郎さん独自の身のこなしが素晴らしい。華麗に舞う座頭市!という感じで、元々日本舞踊とか踊りの心得などがあるのかなぁ…と思いました。

だけど彼は、堅気の人間ではないからと言って、好きな人ができても去って行く。物語の終わりはいつも切ない…。これがまた、心にじ~~んと余韻を残してくれます。自分は幸せになる資格がないと思って、そういうものに背を向けてしまうのですが、本当は心優しい市さんなのです。

今年は没後20年だそうで、ふたたび勝新ブームが起きるかも……(°▽°)♪
先日、「たけしの家庭の医学」を見ていたら「テロメア」を短くしない方法というのを紹介していました。テロメアとは、染色体の端にあるDNAを守っている部分で、細胞分裂する度に短くなっていくという…そしてこれが最終的にすり減ったとき寿命を迎えるんだとか‼短くなる速さには生活習慣やストレスも関係するのですが、未来に対する不安や、ネガティブな考え方というのもいけないらしい……。番組でも、心配性の人ほどテロメアが短いことがわかりました。私は遺伝子検査の際「テロメア:短い」とハッキリ書かれています(;゜Д゜)。寿命、大丈夫かな?それほど心配性ではないけれど、仕事で失敗するといつまでも落ち込んだりするからかな…(°▽°)

ただ、ネガティブな考え方が癖になってしまったらいけないけど、自分はこれで良いのかなと思っています。私という人間は時々クヨクヨしないと反省もしないから…(笑)。松岡修造さんのようなポジティブシンキングは、難しい…(^_^;)「苦しい時こそ笑ってごらん‼」なんて……。お笑い芸人ヒロシさんの「苦しい時こそ笑え……笑えるくらいならとっくに笑っています」「止まない雨はない……今降っているこの雨が嫌なんです」っていう方が正直で好きです。お茶を濁すことなく、徹底的に悩むのかな、ヒロシさんは?

苦しいこと、悲しいこと、腹のたつこと…いろいろあるけど、無理に笑って見ないフリをするのでなく、心が折れない程度にはそれらを味わってみよう……生きていれば色々あるから……。でも、できたらイヤなことは味わいたくないけど(°▽°)。
こんな私のテロメアは日々、摩耗しているかもしれませんが(笑)\(^o^)/

テレビで「チャイルドプレイ」という古い映画を見つけました。大昔、観たことがある‼30年も前の作品なのかぁ。今の今まで忘れていた…
「グッドガイ人形」(名前:チャッキー)に邪悪な魂が乗り移り、主人公アンディの命を狙うという、怖い映画です。日本の市松人形みたいに大きくて、子供達の間でブームになっているという設定ですが、あまり可愛くはありません(笑)。

ドスのきいた大人の声ですごむチャッキーですが、見た目は3等身のコミカルな子供だから、この落差が笑いを誘う(°▽°)。チャッキーに襲われた人達は真剣に怯えるけど、コメディ映画かと思うくらい笑いのツボがたくさんありました。チャッキーが滑稽すぎて!ホラーとギャグは紙一重と言われる理由が何かわかったような……?
そして、ドア越しにナイフを突き刺し、アンディのママに襲いかかるシーン。悲鳴を上げるママ。これはひょっとして、キングの作品「シャイニング」のパロディではないのでしょうか……!演出家も遊んでるのかな?(笑)

チャッキーは物語中盤まで正体を現さず、ほとんど動かない人形のままです。観客にもなかなか見せない、この「もったいぶり」。でも、これが恐怖感を増幅させるんだなぁ……上手いなぁ、と感じました。キャラクターが決まっていて、最初から登場してしまうと緊張感がなくなってしまいます。だから続編がたくさんあっても第1作目がいちばん面白いのかもしれません。人形を少しずつ動かしながら撮影するのも大変だったと思いますが、手作りっぽくて新鮮でした。現代ならCGを駆使して簡単に作れるのでしょうけど…
アンディがとても可愛くて、この子の方がお人形さんみたいでした(〃▽〃)✨
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