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料理&パン・お菓子作りが趣味です☆
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皆さん、こんにちは(^o^)/すっかり桜も咲いて、春ですね✨

先日私は「愛と死をみつめて」という古い映画を見ました。たまたまテレビでやっていたので途中からだったのですが……今どきの韓流ドラマにもないような純愛映画!昭和38年、軟骨肉腫という病のために21歳で亡くなった「ミコ」と遠距離にいる恋人「マコ」の物語です(実話)。主演は同じく二十歳前後と思われる吉永小百合さんなのですが、本当に可愛いですね✨ミコは、自分も具合が悪いのに明るく振る舞って、病院仲間のおじさんの洗濯までしてあげる、天使のような女性。ちなみにこのおじさんは宇野重吉さんでした。息子の寺尾聰さんにそっくりで驚いた(*_*)!そして相部屋にはミヤコ蝶々さんがいてびっくりしたぁ…。

印象に残っている場面です。電話でデートのふたり、マコが受話器を置いて「禁じられた遊び」をギターで引くところ。ふたりとも喋らない。ミコはじっとだまって耳を傾けます。静かに涙を流しながら…この曲、悲しいメロディで心が震える……

それから、お父さんがお見舞いに来る場面。実家からお土産をたくさん持って来て、ミコを大阪の町にドライブに誘う。この日のミコの日記「私の命が長くないことを知っているからドライブに誘ったのだ、私も気づかないふりをして喜ぶ。今日はいちばん嬉しく、いちばん悲しい日」。
もう見ている間中、私の目は決壊したダムみたいでした(T_T)いまこうしていても、泣けてきます(TοT)

ミコはあまりにも早く天国に行ってしまったけど、愛する人に出逢えたことがどれだけ心の支えになったでしょうか。その分悲しみも深いのだけど……

若い小百合さんの演技がまた良いのです。彼女とミコの魂がぴったりと重なっているような……やがて死んでゆく者の孤独感が痛いくらいに伝わってきます。上手くやろうという作為もまったくないから、その真剣さが胸にまっすぐ突き刺さりました。
人間、経験を積めば積むほど出来ることがどんどん増えていくと思われるけど、女優になりたて(?)の若かったこの瞬間だからできた映画なのかなって思いました。何事も最高の結果を出すのにいちばん良い時期、タイミングというものがあるのだなぁとつくづく思いました。

ミコ亡きあと、マコは他の女性と結婚して世間から非難ゴーゴーだったらしい。うむー……純愛映画を見た後に知るとちょっとショックだけど、でもマコにも長い人生があるんだから仕方ないよね…って思う。きっとミコも彼氏の幸せを願っていたと思うし……ミコ、生まれ変わったら今度こそ幸せになってほしい!と願わずにはいられません。

皆さんもよかったらご覧になってみて下さいね。お手元にハンカチを忘れずに。携帯がなかった時代のこともわかるし、若い人にも感想を聞いてみたいな。
では、また(°▽°)/✨
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